HOME > アライメント調整
車の車輪は決して地面に対して垂直に接しているわけではなく、小さな角度がつけられています。
その角度はサスペンションの形状や駆動方式の違い、そして自動車メーカーの開発コンセプトにより異なっています。
計算された角度で車輪が整列された状態を、ホイールアライメントといいます。
このホイールアライメントのセッティングによって、直進安定性やタイヤの接地面積が変化します。
よくいわれる例としては、車を上から見たとき進行方向に対し、わずかに「ハの字型」に車輪が傾いている方が直進安定性は高いといわれています。
「逆ハの字」(進行方向に対し、車輪が開いている)の場合は、直進安定性が低く、車はまっすぐに走りません。
そしてホイールアライメントを、自動車メーカーが設定している適正な状態に整えることを「アライメント調整」といいます。タイヤを縁石にこすってしまったり、サスペンションを支えるゴムが劣化したりすることでホイールアライメントが歪んでしまった場合には、アライメント調整が必要となります。
ホイールアライメントが歪むと、タイヤの接地面積がメーカー設定と異なってしまい、その結果燃費が悪くなることもあるのです。
現行の高性能タイヤのグリップ力・静寂性・耐久性などは、自家用車にとって必要な性能をすでに超えています。現在各メーカーは現行以上の直進安定性の追求に着手し、高性能タイヤがぞくぞくと発売されています。
とはいえ、何もせずに高性能タイヤを履くだけで、その性能が享受できるというものではありません。キャンバ角、キャスタ角、トゥなどを調整し最適化することで、車本来が持つ性能を100%引き出し、その上で高性能タイヤのポテンシャルをも100%引き出すことができるのです。
この最適化の調整こそが「アライメント調整」です。また足回りのチューンを行った場合にも、細かいセッティングが変更されておりますので、アライメント調整が必要になります。アライメント調整を行うことで操作性、車体運動性能、燃費効率が確実に向上します。
ローダウンを施した、中古車を購入した、足回りのパーツを交換した、直進安定性に問題がある、足回りに衝撃を受けた…以上の場合にはアライメント調整をおすすめします。
足回りのパーツ交換後は、メーカー設定のホイールアライメントがリセットされています。
そこで当サイト運営・監修の小島タイヤ商会では、ショック本体をご購入され、かつその取り付けも弊社にて行ったお客様には、サービスセット料金としてアライメント調整を15,000円にて行います!(通常アライメント調整料金はこちら)足回りのチューンの後には必須であるアライメント調整を、ぜひこの機会に体験してください。
以下に小島タイヤ商会における足回りパーツ交換から調整完了までの流れをご紹介します。